どーも。ナポレオンです、違いますパリジェンヌ小松です。
前回の芸術編の文化系から一転し、体育会系のスポーツ編。
世界4大大会の内の1つ「全仏オープンテニス」&世界最高の競馬レース凱旋門賞が開かれるロンシャン競馬場に行ってきました。
テニスをするのは、大学時代、女子日本代表の監督植田先生の授業を受けた程度。(ほぼこういった国際大会があって休講でしたが)
あっ植田先生は現在は男子日本代表の監督をしている模様←こんなん載ってました
見るのは、テレビ中継を少々と
たまに松岡修造が面白熱血テニスをしているのを見るくらい。
そんな私が、いきなり世界4大大会へ。
とりあえずフラっとパリのはしっこの試合会場・ローランギャロスへ行ったのですが。
「チケットはネットのみ購入です」
とキッパリ。(キッパリ言われましたが、係の人などはとても良い方ばかりでした)
近くにダフ屋らしき人がうろついているのですが、買う気にはなれず一旦出直します。
すると前述した、ロンシャン競馬場と全仏オープンテニスの会場が近いことがわかり、しかも競馬の開催日がパリ滞在中では、5月31日のみ・・・
ということで、1日で両会場を回ろうと!!
ホテルでネットと格闘し、なんとかチケット転売サイトにて通常価格の約2倍程で5月31日アウトサイドコート券を購入できました。(いつかインフォメーション載せます・メイン会場は100€以上したので断念です!)
そして、いざ5月31日。
行く前は、競馬→テニスと考えていたのですが、競馬の第1レースが13時からとのこと。
「中途半端やなー」
と往年のちゃらんぽらんのギャグを思い出しながら、まずテニス会場で途中入退場できんか聞きにいきます。
すると、「できん!」そうで・・・
「もうこっち先いっちゃうか!」と入場の列に並んじゃいます。
荷物チェックをくぐり抜け(1.5ℓのペットボトルはあかんと書かれてましたが、なぜかスルーできました)
チケット交換所へ。
必要なEチケットなるものがないとあかんそうでしたが、Mailにきていなかったので、お金払ったよ的なものをコピーしたものを持って行き見せる。
こういう時今までの国は大概トラブルになってましたが、
「OK,OK」とその場でEチケットを印刷してくれ、笑顔で入場させてもらいました。
サービスが行き届いてますねテニス界と思いつつ、
会場内へ。
人はいっぱいですが、どこかみんな余裕があるのか自然がいっぱいあるからか、清々しさを感じつつ、テンションがぶわっとあがるそんな会場内の雰囲気があります。
どこから見よう、、もう日本人負けちゃったしなぁとのんびりフラフラ。 というか、どうやって見れるんやときょろきょろ。
すると、外のコートはほんまにどこでも試合途中でも入退場できるんですねテニスって。(テニスファンの方申し訳ないですこんなことも知らなくて)
サッカーなら1試合を観に行くのみですが、いろんな選手の試合を1日中同じ券で観れるって。 私からすると新鮮でした。
なんかニュースで名前聞いたことあるなぁって人とか、ランキングの上位選手を中心に回ります。(無料新聞で対戦表を確認しつつ)
女子ダブルス(海外の女子選手はとにかく大きい!)、
男子シングルス、
男子ダブルス。 どの試合も近くで観ると大迫力です。
選手の息づかいまで聞こえてきます。
また小さいコートに審判やボールボーイがいっぱいです。
その1人ひとりが真剣です。 テレビで見るのと実際観るのとでは、現場の空気感、熱気など伝わってくる物が全然違いました。 要はめっちゃ良かったです!!
いやー満足やなぁ、そろそろロンシャン競馬場行くかぁと思いながらコートサイドをふらふらしてると、カメラの撮影をしてるコートが。
こんなちっちゃいコートでなになに??
と新聞をもう一度見ると、
K.DATE-KRUMM(JPN)うん?!ジャパン・・・
ダテクルム・・・クルム伊達公子か!!
そうなんです。 まだ女子ダブルスで伊達公子さんが残ってたんです!!
ということで、シュシュッとコートへ入り、観戦!!
すでに最終セット!(もっと見たかった!!)
ですが、私が日本代表のユニフォームを着ていたこともあり、日本人観戦者が「こっち、こっち!!」と手招き。 一緒に応援できました。
一球一球、息を飲むとはまさにこのことで、心の中で「伊達さん行ける!」と根拠のない想いでしたが、強く念じて、ラリー中は静かに、ショットが決まれば拍手と歓声をあげ、必死に応援しました!
結果は相手の底知れぬパワーに押し込まれ負けてはしまいましたが、日本のトップレベルとそれを超える世界レベルの強さを体感出来ました。
それにしても伊達公子さんの40を超えてもなおこの肉体を維持できる気持ち、執念のようなものを感じた! 自分も見習いたいです。(腹ぽっこり出してる場合ではない!!もちろん体型以外も)
最高でした全仏オープンテニス!とまぁこの時点で時間は3時。
はよロンシャン競馬場行かないと!とバスに乗り込む。
16時前にロンシャン競馬場へ!
日本の第1レースは10時くらいで終わるのが16時。 ロンシャンは13時が第1レースということで、終わるん18時くらいか?と思っていた。
が、着いて無料新聞をもらうと・・・その時点で最終レースのみしか馬券を買えないとの事。 せっかくだから賭けたかったので、急いでパドックを見にいくと、「ここは関係者しか入れません」とのこと。
「マジか?」となっていたら、「日本人の方ですか?」と思いっきり外国人顔の方に日本語で声をかけられ、「特別に少しだけならいいですよ」とのことでパドックを関係者の場所で見せてもらう。
しばらく見て、すぐに馬券を勢いでなんとか購入!!
スタンドはすっからかん。 ただただ、だだっ広いだけです。
これが世界最高峰なのか?!と疑問に思ったが、
それでもあのロンシャン競馬場にいることに喜びは溢れます。
こんな馬場の中でピクニックしながら観戦も出来るみたいです!
ダービースタリオンでGⅠを勝ちまくった後に、宝塚記念に勝つと調教師から凱旋門賞に挑戦しますか?打診され、挑戦し、なかなか勝てない中数回目のチャレンジで凱旋門賞をとった時の喜び。(マニアックですね)
数多くの日本馬が挑戦しては、惨敗、惜敗を繰り返し、最近ではディープインパクト、オルフェーベルという最強場たちも・・・それでもなお世界中の馬主、調教師、競走馬が目指す舞台にいることに感動です。
日本のように、大型モニターも、ファンファーレもないので、なんとなくスタート!
遠くの方に見える馬を追いかけます。
最終コーナーから長ーーーーい直線にかけては大迫力でした!
結果、馬券は残念ながらハズレ。1、2着のジョッキーを見てみると、デムーロとスミヨン・・・日本で活躍してるジョッキー、気付いてたら買ってたなぁと思ってもあとの祭り。
馬券はハズレはしましたがこちらも来て良かったと思える場所でした!
1日でテニス&競馬を回るハードスケジュールではありましたが、フランスのスケールの大きさ、初体験もいっぱいでき満足満足の一日でした。
ぜひ旅中にたまたまでもスポーツイベントが開催されていたら、ぜひいってみてください☆
次回は、フランス・モンサンミッシェル&フランス他にもすごいよ編です!
乞うご期待!!