4月17日に日本を出発し、5月5日早朝。
セネガルを飛び立ちました。
2週間以上セネガルにいさせてもらいました。
当初は、10日ほどで次の国へ行こっかなぁと思ってましたが、魅力あふれるセネガルにスケジュールを狂わされました!
そんなのNo!Problem!!
沢木耕太郎が言った、
「旅とは人生であり、人生とは旅である」
旅=人生は思い通りに行かないけど楽しんでいこうと、心に誓います。
ほんと素敵な出会い、感動をありがとうございました。
~セネガルまとめ・考察~
(ここからはセネガル・ビジネス等に興味の方のみご覧ください)
セネガル人はオシャレに敏感で、日本人の大半が思うアフリカの貧しいイメージとは違った。
ポロシャツに腰履きのジーパン、オシャレなスニーカーのカジュアルスタイル。
そして、イメージ通り身体能力が高く、高身長であり手足が長い。
街中でスポーツにかける時間は長く、特にサッカーはどこでも行っている。
他にはバスケ、相撲、格闘技系を好む。 個人的に、投げる文化があまりないので、手足の長さを活かすスポーツに発展の余地がある。
女子は、元々家で生きるという文化があったのか男子に比べ運動能力、特にコーディネーション系に問題がある。
ビジネス面で肝心なセネガル人の気質は、基本仕事を生きがいにして・・・のような日本人感覚ではなく、やはり生きる為の仕事という感じ。 家族意識が強く、家族で生きていくにはという観点で生活している。 暑さもあって、昼は休む習慣があり、単純な一人当りの仕事時間は短い。
また家族間での集団意識はあるが、基本それ以外は個人主義で集団で何かを作り出すのは苦手に感じた。
外資は元々植民地ということもあって、現在はほぼフランス企業である。
そこに中国、韓国が割って入っている現状。 中国は、中国人労働者を入れて働かせているためセネガル国内でも批判は多い。
生活水準の低いところに、最新の携帯や電化製品が入り、都市部と地方のギャップが生まれている。 携帯代やガソリンは高い。
食品は安く買えて、海に面しているということもあり、飢えなどの問題ない。 鉄道の分野はほぼない。 馬車、ロバ車もまだまだ走り、今は混沌とした状態だが、おそらく5年もすれば、このちぐはぐさは解消されると思う。
こういった、ライフラインというのか、水とゴミ処理問題、あとは電力。 ここはネックである。
水に関しては、安定供給と安全性は基準に満たしてない。 それ以上に、ゴミ処理問題。
ここは、早期にしっかりとしたシステムを構築しないと公害問題等でいずれ負の借金を残してしまいそう。 日本企業が本気出せばすぐ入れそうやのにと考えてしまった。
工業製品は、日本企業ももっと安い製品を作り出し、進出しないと明らかに中国、韓国に遅れをとる。
アフリカで懸念される、安全面(政情不安)や食の心配等が少なく、人は基本おもてなしの心を持っているので、安心して企業進出できる素地がある。
南にアフリカ大陸、北にアラブ・ヨーロッパ諸国と立地的にも好条件だと思うのだが・・・
少ない資本で勝負するなら、ゲームセンターなどのアミューズメント施設の進出。
特に今日本では、ゲームセンターがつぶれていっており、安く機材を購入でき輸出し、施設建設などは面白そう。 それをうまく宣伝・広報できれば・・・元々人生楽しんでなんぼ、新しいことに敏感なセネガル人気質をくすぐることができそう。
個人なら、スポーツ関連ビジネスが将来性がある。
指導力の低さは顕著で、言語の壁さえクリアになればコーチング力をもった指導者は必ず活躍出来る。
また、スポーツが生活に根ざしている割に、プロ化があまり進んでいない。
スポーツはもっとお金を生み出す余地を感じた。
他にも多くのことがあるが、安全で人が良いのがセネガルの一番の良さに感じた。
そこを活かしつつ、経済面の発展が望まれる。
以上、私見でした。
改めて、セネガルありがとう!
いざモロッコへ!!